ORIGINAL FURNITURE

オリジナル家具づくりのすゝめ モダンテイストのダイニングテーブル

muck62

カエサルのインテリアへようこそ。

「こだわりの家具や雑貨で暮らしを豊かにする」をコンセプトにインテリアのブログを書いています。

今回は、オリジナルのダイニングテーブルを自作したので紹介します。

オリジナル家具を作るメリットは、デザインやサイズ、色などを自由に設定することで満足度の高い家具を手に入れられることです。また、材料も自分で選ぶことができるため、高品質で丈夫な木材や金属を使用することができ、購入するよりも圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。

買うよりも手間は確実にかかりますが、自分で作った家具には思い出や愛着が生ま長く愛用することができます。

作り方の手順を詳しくまとめてみましたので、「オリジナルの家具が欲しい方」や「コストを抑えて長く愛用できる家具を手に入れたい方」は是非参考にしてみてください。

 

HOW TO MAKE

STEP.1 サイズ決め 「幅150cm × 奥行80cm」

1人が食事をする際に必要なスペースは「幅60cm × 奥行き40cm」と言われています。

我が家は妻と二人暮らしで、来客はそれほど多い方ではないですが、4人使いを想定して「幅150cm × 奥行80cm」で作成しました。奥行は必要最低限スペースで幅は少し余裕を持たせています。

 

STEP.2 材料準備 

・天板 タモ集成材「150cm✖️40cm」✖️2枚

天板の樹種は、タモの集成材を選びました。

タモ材は、均質な木目が美しい白木の代表的な木材のうちのひとつです。その丈夫さから家具などによく使われます。同じく家具用の木材として人気なオーク材やナラ材とよく似ていますが、タモ材の方が比較的安価に手に入ります。

また集成材は、複数の木材を接着剤などで強くつなぎ合わせて作られる木材のことを指し、1本の木材から製材する無垢材に比べて安価で、強度や耐久性、反りやねじれなどの変形にも強いという利点があります。

厚みは30mmをチョイスしました。

幅80cmの集成材は見つからなかったので、板を2枚繋いで80cmにするため、「150cm✖️40cmの板」を2枚購入しました。

実際は150cmより長かったですが、ホームセンターでカットしてもらいました。切断機のあるホームセンターであれば、1カット数十円程度でやって貰えるので活用しましょう。

 

・鉄脚 

木製の脚もいいですが、強度やデザインを考慮して鉄脚を選びました。我が家のリビングダイニングはインダストリアルな雰囲気を多く取り入れているので、鉄脚の方がより空間に馴染みます。

また、モダンなダイニングチェアに合わせてロの字型の鉄脚を選択しました。

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・その他材料

サンドペーパーhttps://amzn.to/3TDGw2U
オイルステインhttps://amzn.to/3X85Y3Q
水性ウレタンニスhttps://amzn.to/3EAGgO9
刷毛https://amzn.to/3ETDYdb
塗料カップhttps://amzn.to/3UNqhli
木ダボhttps://amzn.to/3XyCqN0
木工用ボンドhttps://amzn.to/3V80On0

 

STEP.3 天板塗装 

①面取り

80番のサンドペーパーを使い角を落とします。角に当て均等にやすっていきます。

 

②表面処理

240番、400番のサンドペーパーを使い板の表面を滑らかにします。この作業を行うことで塗装がより美しく仕上がります。

240番でやすったら、固く絞った布で拭き取り、その後400番でも同じように繰り返します。

木口などの小さな面も忘れずに行いましょう。

 

③オイルステイン塗装

オイルステインにて着色します。オイルステインは初心者の方でも失敗の少ないおすすめの塗料です。

木目に沿って塗っていきます。刷毛で塗料をのばして、30秒くらいしたらウエスで拭き取ります。

全面塗り終えたら風通しの良い日陰で乾燥させます。塗料に記載されている乾燥時間を必ず守りましょう。

完全に乾いたら、2回目を塗り、再度乾燥させます。

 

④ニス塗り

ニスを塗ることで塗装面が保護され、質感もアップします。

スポンジに染み込んだニスを適度に切って、端から塗っていき1往復させます。もし、ニスがうまく乗っていない場所があっても2回、3回と塗装を繰り返すことで修正できるので大丈夫です。

綺麗に塗るためには、1回で仕上げようとせず、薄く何層も重ねていくイメージで行います。

塗り終えたら、風通しの良い日陰で乾燥させます。

完全に乾いたら、400番のペーパーで研磨し、固く絞った雑巾で拭いた後、再度ニスを塗ります。

この工程を繰り返すことで塗装面の保護力が上がり、質感も増していくので根気よく納得がいくまで行いましょう。

 

STEP.4 板継ぎ 

「木ダボ」を使って、2枚の天板を繋げて1枚の板にします。この作業は「板継ぎ」と言います。

①墨付け

ダボを入れる穴を開ける部分に墨付けをします。

板の中心に20cm程度の間隔で行います。

 

②穴あけ

墨を付けた部分に穴を開けていきます。

垂直に穴を開けるために、ドリルを打ち込む際は真上から力をかけましょう。

ダボ穴はタボの半分の長さより少し深めに掘ります。

 

③もう片方の板の墨付け&木ダボ穴あけ

もう片方の板に墨付け&穴あけをしていきます。

ここで役に立つのがダボマーカーです。

手で測るよりも簡単で、正確に穴をあける位置を決められます。

マーカーを穴に差し込んで、板の端を揃えたら押しつけます。

マーカーにより印ができたら、先程と同じように穴を開けます。

 

④接合

穴の中の木屑を取り除いたら、一旦ダボを差し込んでみて穴が曲がっていないかを確認します。

大丈夫そうなら穴の中に木工用ボンドを流し込み、、トンカチで軽く叩いてダボを差し込みます。

ボンドを流し込む前にダボには中間に印をつけておくと分かりやすいです。

接合する面にボンドを塗り、もう片方の板にもボンドを流し込みます。

穴にダボを合わせたら、天板を木槌等で叩いて差し込んでいきます。

叩く際は天板を傷つけないように必ず当て木をしましょう。

全体を見ながらバランスよく差し込んでいくとスムーズにいくと思います。

隙間が埋まったらクランプ等で固定してボンドの乾燥を待ちます。

半日〜1日くらいは置いておきましょう。

 

STEP.5 脚の取り付け

天板がしっかり接合したら、脚を取り付けます。

脚の上に天板を仮置きして、ちょうど良い位置を決めます。脚の間を狭くし過ぎると椅子が中に入らなくなるので注意しましょう。

位置が決まったら、ビス用の下穴をドリルで開けます。下穴は取り付けに使うビスより少しφの小さいドリルで行います。

脚を取り付けて完成です。

 

使用した材料&工具

主な材料

天板タモ集成材(厚30mm) 「150cm✖️40cm」✖️2枚
鉄脚https://amzn.to/3AI3WgX

・その他の材料

サンドペーパーhttps://amzn.to/3TDGw2U
オイルステインhttps://amzn.to/3X85Y3Q
水性ウレタンニスhttps://amzn.to/3EAGgO9
刷毛https://amzn.to/3ETDYdb
塗料カップhttps://amzn.to/3UNqhli
木ダボhttps://amzn.to/3XyCqN0
木工用ボンドhttps://amzn.to/3V80On0

・工具

インパクトドリルhttps://amzn.to/3AgmGUA
電動サンダーhttps://amzn.to/3g6PHeB
ダボマーカー(φ8mm)https://amzn.to/3U9ssyl
穴あけ用ドリル(φ8mm)https://amzn.to/3Vq45NY
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