カエサルのインテリアへようこそ。
「木と鉄の家具」の作り方を紹介しています。
九州在住の30代男。現在、妻と二人暮らし。
祖父母が住んでいた築30年の家を譲り受け、少しずつ手を加えながら暮らしています。
DIYとヴィンテージ家具を中心に居心地の良い空間づくりを目指しています。
DIY歴について
私が、DIYを始めたのは今から10年以上前のまだ20代前半の頃でした。
一番最初に作った家具は、カラーボックスを改造した扉付きの棚でした。今考えると素人感が十分に滲みでた耐久性も低いものでしたが、当時の私は、自分で棚が作れたことに非常に満足したことを覚えています。
これに味を占めた私は、今まで「買う」という選択肢しかなかった家具を、「なんとか自分で作れないかな」と考えるようになりました。
30歳になった時、祖父母の住んでいた家を譲り受けることになりました。築30年の古い家だったので、一部リフォームをし、ただ昔の面影がまるでなくなってしまうのもイヤだったので、手を入れずそのままにしている部分もあります。
リフォームに合わせて家具などのインテリアも一新することにし、大部分の家具を自作したのが、家具作りを本格的にやり出したきっかけです。
「木と鉄の家具」について
写真:宮田さん宅を参考にした我が家のリビング
家をリフォームするにあたり参考にした雑誌が、「BRUTUS」でした。このサイトの名前の由来にもなっています。笑
「BRUTUS」には居住空間というインテリアの特集月があり、その中で紹介されていた宮田一彦さんという建築家の方のご自宅に影響を受け、宮田さん宅をモデルにリフォームを行いました。
宮田さんの家も築54年の古民家をリフォームした、和の雰囲気を残しつつそこにインダストリアルやミッドセンチュリーの家具等をミックスした素敵なご自宅です。
そして、我が家にも「インダストリアルのテイストを取り入れたい」と思い、たどり着いたのがアイアンパーツと木材を組み合わせた「木と鉄の家具」でした。
私のインテリアへの考え方について
家具への考え方
家具の作り方を紹介している私ですが、全ての家具を自作した方がいいとは思っていません。「自作した方がいいものもある」というのが私の考えです。
インテリアはバランスが大事です。全てが自作になってしまったらたぶん空間が締まらないですし、そもそも作れないものもあります。私は椅子が家具の中で一番好きなのですが、椅子は人間工学に基づいてデザインされており奥が深く、質の高い椅子はアマチュアには作れません。なので私は自作家具で浮いた分の費用をほぼ全て椅子の購入に投入しています。笑
要するに大事なのは「作る」という選択肢を持っているということです。買う場合と費用・手間を天秤にかけて、メリットが大きければ自作すればいいんです。
このサイトが、素敵なインテリアデザインと、みなさんの大事なもののための費用捻出の助けになれば幸いです。